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避難所運営ルール作り会議(第3回)報告

 

会議 平成28年3月20日(日・春分の日)、大船小学校・本会議室にて第3回避難所運営ルール作り会議が開催され、岩佐勝司 大船自治町内会連合会々長はじめ町内会防災部長等と市関連課職員が参加しました(ほか事務局3名、取材2名)。
 本会議は東日本大震災など過去の大規模災害において避難所での不便な生活やトラブルなどを教訓として、住民主体の避難所運営マニュアル・ルールつくりを目的として招集。全体会議と検討小委員会による議論と鎌倉市総合防災課のアドバイスを受けて作成された「素案」について、小委員会メンバーより説明されました。
 本素案は(1)住民による開設・運営、(2)在宅被災者に対する配慮、(3)災害弱者や男女共同参画に対する配慮を基本方針として、マニュアル本編・事前対策編・様式(書類等)編・資料編の4部から構成。災害発生から避難所の開設・運営・閉鎖までの手順と行動、組織づくり(役割分担)や生活ルール、ボランティア等との連携や生活再建等について定められています。

 説明を受けた委員からは、避難所となる学校の解錠(鍵の管理)や簡易トイレ設置(下水道)の問題、参考資料の充実(実際に被災した自治体の教訓を採り入れるべき等)や組織改編(班増設による個人情報・物資管理体制の強化)、被災した避難所施設の応急危険度判定や(家の片づけや捜索等で)保護者不在時の託児体制など、より深く掘り下げた視点からの質疑がなされ、これらについては各避難所(校区)や自治・町内会に持ち帰った結果をフィードバックすることになりました。

 続く関係者代表の意見表明として、鎌倉市職員(地域のつながり推進課長、総合防災課課長補佐)からは、
 「行政からは見えない意見を頂けてありがたい。避難所運営のルール作りが形になったことを平成27年度の成果として、市もバックアップしたい」
 「市が定めているマニュアルは大本であり、大船地域で初めて具体的なルール作りがなされていることは有難く思っている。今後、市全体への発展を期待している」等の見解が示されました。

 また、各小学校区自主防災組織ブロック長(大船小学校、小坂小学校、山崎小学校)等から以下のコメントがありました。
 「避難所におけるペット管理に不安が残る。長期にわたる避難生活ではペットがトラブルの原因になる」
 「今回の素案を各校区(自治・町内会)の現場に落とし込むのが至急の課題。自治・町内会の役員や自主防災組織のメンバーが毎年変わることについても、引継ぎ体制の充実が必要。また、実際に避難所となる小学校とも打ち合わせを密にすべき」
 「3町内会(今泉、今泉台、岩瀬)の防災訓練を通して避難所運営マニュアルの必要性を感じた。今後、この素案を活かして行きたい。山がちな地理上、避難所まで行けない被災者が多く想定されるため、在宅者に対する支援を充実させたい」

 全体総括として、検討委員会委員長の田子会長から「今後は、各地域に持ち帰って、素案を叩き台として、各地域の実情に沿ったマニュアルを検討していただきたい」との発言がなされた。

避難所運営のルール作りに係る会議(第3回)の概要[PDF:228KB]

避難所運営マニュアル(素案)【本編】[PDF: 472KB]

避難所運営マニュアル(素案)【事前対策編】[PDF:138KB]

記事・写真 角田 晶生

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