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函館市大船町訪問記《中編》

函館で縄文の心を繙く

函館市大船町訪問記《前編》より~

まずは「函館市縄文文化交流センター」へ

函館市縄文文化交流センター 大船町を訪れる前に、「函館市縄文文化交流センター」に立ち寄りましょう。函館市縄文文化交流センターは、函館市臼尻町の「道の駅・縄文ロマン南かやべ」が併設されています。ここでは、大船遺跡などの「南茅部縄文遺跡群」から出土した、「国宝・中空土偶」を含む出土品等の展示を見ることができます。
 「函館で縄文の心をひもとく」は函館市縄文文化交流センターのキャッチコピー。まさに、縄文時代の人々の「こころ」を感じ取れる施設です。

http://www.hjcc.jp/

函館市縄文文化交流センター

http://www.hjcc.jp/

縄文文化交流センター 施設の建物、向かって左側に「縄文文化交流センター」の入り口があります。入場料 一般300円、学生150円。

展示スペース 展示スペースは、4つの展示室に分かれており、世界に類を見ない縄文文化の全体像から、この地域の出土品や縄文人の暮らしの様子などが丁寧にまとめられており、非常に質の高い展示内容となっています。

国宝・中空土偶国宝・中空土偶
 函館市尾札部町にある「著保内野遺跡(ちょぼないのいせき)」から出土した土偶。北海道で初めて国宝に指定された貴重な土偶で、全体を360度どこからでも眺められるように展示されています。

じょうもんクルミソフト 施設の建物、向かって右側には、併設されている道の駅「縄文ロマン南かやべ」があります。縄文人も食べていたクルミを使ったソフトクリームがオススメ。コーンの部分が縄文土器っぽい?

そして「大船遺跡」へ

 大船遺跡は、埋蔵物が展示されている「函館市大船遺跡埋蔵文化財展示館」と、集落跡に竪穴住居などを復元した「縄文のにわ」、当時の環境の再現を目指す「縄文の森」から構成されています。
 函館市縄文文化交流センターからは車で10分程度、大船小学校裏手の丘の上にあります。入場は無料。場所がわかりにくいので、縄文文化交流センターでパンフレットをもらってから行くといいでしょう。

竪穴建物 100棟を超える竪穴建物跡の一部には、竪穴建物が復元され、当時の集落の様子が再現されています。また、縄文の森が、集落のまわりを取り囲みます。

竪穴建物跡 竪穴建物跡は、大きく、広く、さらに深く掘られており、使用されていた土器などのほか、クジラやオットセイの骨なども出土しているということ。大規模な集落で、想像以上に豊かな暮らしが営まれていたのかもしれません。

大船遺跡地形 遠くに太平洋を望むことができる丘の上にある集落跡。いま考えても「ここに住みたい」と思わせるような素敵な場所です。

展示館 縄文文化交流センターほどではありませんが、この大船遺跡にある大船遺跡埋蔵文化財展示館でも、出土品などの展示物を見ることができます。

大船遺跡のストリートビュー

函館市大船町訪問記《後編》につづく~

記事・写真・デザイン  小野勝彦

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