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もういちど「瓜ケ谷の昔を歩いてみよう」

 

 この春に整備工事を終えた「山ノ内東瓜ヶ谷緑地」。以前、当ホームページのお知らせコーナーでも案内しました野外写真展・北鎌倉ものがたり「瓜ヶ谷の昔を歩いてみよう」(主催:山ノ内瓜ヶ谷町内会・写真展実行委員会/後援:鎌倉市地域のつながり推進課/協力:鎌倉市中央図書館)が先々月の2017年10月20日から22日の開催予定で準備されていましたが、あいにく台風21号の影響で開始時間を遅らせたり、最終日を中止にするなど不本意な結果となってしまいました。ただ、悪天候の中でも100名近い来場者があり、多くの方々の興味や関心の高さに応えるため、12月2日・3日の両日に「もういちど」と銘うち小春日和の中、再度開催されました。

 この野外写真展は、写真家・鈴木正一郎氏によって昭和30年代から50年代にかけて鎌倉全域で撮影され、没後、鎌倉市中央図書館に寄贈された28,000点もの写真やネガの中から山ノ内エリアで撮影されたカットを選び、その写真と同じアングルで現在の風景を写し出した「今昔写真展」となっています。これら一連のクリエイティブ・ワークを行っているのは瓜ヶ谷在住の写真家・島村國治氏。これまで寄贈された写真やネガの整理、デジタル化保存などに携わっており、これまでにもいくつかの写真展に協力活動を行っています。今回の野外写真展のために、島村さんはこれまで発表されていないカットを選びプリントされた作品がほとんどで、他では見ることができず貴重ですよ、とお話をしてくれました。来場された皆さんからは、懐かしさや感銘された会話が聞こえてくる写真展となっていました。

 今回のイベントでも、会場では山ノ内明月在住の音響彫刻家・原田和男氏による創作楽器をみんなで奏でたり、針金で作った昆虫やさまざまな動物が会場内に展示され、それらを探し回る元気な子供たちの声が響きわたっていました。

 当初の10月開催は台風の影響で思うようにいかなかった分、今回は季節も変わり紅葉した木々の間から木漏れ日が差し込むという最高のステージでの開催となったようです。また、緑地や公園の新しい活用のひとつとしてのアイデアを示してくれたようにも感じました。こうした活動が広がり、続けられていくことが「みんなのまちづくり」への一歩なのかもしれません。

記事/写真 村川邦衛
デザイン   吉田紳哉

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