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春を告げる風物詩へ。「北鎌倉つるし飾りのある街」

 

 今年で七回目となる「北鎌倉つるし飾りのある街」へ、三月最初の日曜日にお伺いしました。
 この日は四月上旬並みに温かい日となり、JR北鎌倉駅前広場に設けられた「北鎌倉臨時観光案内所」には次々と観光客が訪れ、いただいたガイドブックを手に街に繰り出していきます。
 主催者である「北鎌倉つるし飾り委員会」の川上靖治さんにもお話を伺うことができました。

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 この行事のはじまりは、紫陽花や紅葉の季節は多くの観光客が訪れ通りは活気にあふれるが、冬から春先はどうしても足が遠のいてしまうため、この寒い時期にも多くの方々が訪れてくれるイベントをということで行われたとのことです。
 ご存知のように、北鎌倉周辺は明治以降、著名な日本画家をはじめいろいろなジャンルの芸術家が住居やアトリエを構え、今も工房を開き創作活動を行っている方がたくさんいらっしゃいます。
 「北鎌倉まちづくり協議会」では、二月から三月にかけて各地で行われている「つるし飾り」の行事に、北鎌倉ならではの作家の皆さんのチカラを加味し、ここでしか見ることが出来ない「つるし飾りのある街」づくりをスタートしました。
 はじまった2011年は、参加されたお店などは約70ヶ所、しかも東日本大震災があり訪れてくる人はほとんどいなかったそうです。しかし、そうしたことがかえってメンバーの結束を強くし、知恵を出し合い、試行を繰り返し、オリジナリティあふれる「つるし飾り」を作り続けてきました。
 そのひとつが「北鎌倉の街道物語」と名づけ、上部には北条の家紋、下部には山ノ内上杉の家紋をあしらい、その間に鎌倉時代から室町時代にこの鎌倉街道を行き交ったであろう武士や和尚さん、町娘などをデザインし、誰でも作れるような組立キット販売するようになりました。

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 また、今年のトピックスとして「北鎌倉女子学園」の生徒の皆さんも参加し、彼女たちならではの「オリジナルつるし飾り」も登場し話題になっています。

 今年は参加場所の数が約100ヶ所となり、オリジナルの「つるし飾り」も約50ヶ所となりました。また新聞やタウン誌、テレビ局などからも取材があり、今年は東京方面からも多くの観光客が訪れているそうです。
 2月3日からはじまった「北鎌倉つるし飾りのある街」は4月1日(日)まで開催されています。期間中は、展示会やワークショップもたくさん開かれていますので、是非、みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。

 上記、緑色枠内の「オリジナルつるし飾り」は写真家の島村國治氏にご協力をいただきました。

写真・記事:村川邦衛

写真協力:島村國治/関戸勇

デザイン:草場圭三

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