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「懐かしの大船松竹撮影所」を語る

三週連続の講演会


告知チラシ

 鎌倉市生涯学習推進委員会から「懐かしの松竹大船撮影所」をテーマにした講演の依頼があり、令和元年5月15日・22日・29日の三週連続で、各2時間の講演を大船学習センターで行いました。

 初回の5月15日は、2000年に閉鎖しました『松竹大船撮影所物語』というタイトルで、私が撮影所に勤務していた1964年から2000年の間の撮影所内の様子や歴史を紹介。また、大船撮影所だけで通用する言葉(いわゆる業界用語)や習慣などを2時間たっぷりお話しました。

 2週目は『レンズを通して見る俳優さん達』と題し、スクリーンでは見ることができない鶴田浩二さんや萬屋錦之介さん、岸恵子さんに岩下志麻さんを例に、俳優さん達の撮影前や撮影後の普段の姿やちょっとした裏話を織り込み語らせてもらいました。

 最後となる3週目の29日は『一本の映画が出来るまで』がタイトル。映画製作というかなり専門的な世界ですが、企画にはじまり、準備、撮影、仕上げ、試写、配給、興業という一連の流れを出来るだけ判りやすく、順を追って話をさせてもらいました。また、日本とアメリカの映画界の違いなどをお話し、三週間にわたる3回の講演を終了しました。

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講演会を終えて

 嬉しいことに定員25名よりも多くの応募者があり抽選になったということです。参加者の中に、私も知っている元照明部スタッフの息子さんがおられ思わぬ出会いにも恵まれました。また、ご子息が映画学校を出て、現在、中国で映画監督をされているお母さんがおられ、今まで職業としてあまり乗り気ではなかったのですが、今回の講演を聞いて息子さんを応援する気持ちに変わられたという方もおられました。

 映画の楽しさ、映画を制作する達成感・満足感が少しでも伝わり、一人でも多く映画に興味を持つ人が増えるよう、これからも微力ながら講演を続けていきたいと思っています。

記事中橋嘉久
写真・デザイン小野勝彦

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